[準備編 Level 2.] まだまだ準備が必要だ! WordPress(ワードプレス)をサーバーにインストールしよう

無事にドメイン取得とサーバーをレンタルしたら、次はサーバーにWordPress(ワードプレス)をインストールしよう。

ただ、サーバーを操作する前に、先ずはドメインの設定から始めよう。

これは大事な設定なので怠らないようにしよう。

冒険へ旅立つのはまだ早いぞ。

ドメインとサーバーを接続しよう

ドメインを取得して、サーバーをレンタルしただけではサイトの表示は不完全だ。ドメインの管理画面からネームサーバー(DNSサーバー)を設定する必要があるぞ。

ネームサーバーが何なのかという技術的な説明はここでは省かせてもらう。

要はドメイン(サイトのURL)とサーバーを紐付ける作業だと思ってくれて大丈夫だ。これはWordPress(ワードプレス)に限らず、どんなサイトでも必要となってくる作業なので、覚えておこう。

ここでは、「お名前.com」の管理画面を使って説明していきたいと思う。

ネームサーバー変更

 作業は至って簡単。ドメイン一覧からネームサーバーを変更しよう。

下記の画像を参考にして作業を進めよう。
「ドメイン一覧」から該当するドメイン名の「ネームサーバー」を変更する。

下記の様なポップアップが表示されるが、ドメインを登録した情報に問題なければ、右の青いボタンをクリックして進めよう。

設定を続けると下記の画面が表示される。上のタブから「他のネームサーバーを利用」を選択。

タブを切り替えると下記のようにネームサーバーの入力画面が表示される。
参考画像ではConoha WINGのネームサーバーを設定している。

レンタルサーバーによってネームサーバーのアドレスは異なるので注意してほしい。

ns-a1.conoha.io
ns-a2.conoha.io
サーバーアドレスを入力したら設定を確定しよう。
これでドメインの設定は完了だ。
ちなみに、ドメインとレンタルサーバーの紐付けが完了するまで1〜2日ほど掛かる。
経験上、大抵は半日程度で完了するが、時間が掛かる場合もあるので、この設定は早めに行っておこう。

レンタルサーバーにドメインを登録しよう

無事にドメインの設定が完了したら、次はレンタルサーバーの設定に移ろう。
難しい作業ではないので落ち着いて対処すれば問題ない。

ここではConoha WINGの設定を例に説明していくとする。

 ドメインをサーバーに登録する。

サーバー管理画面にある左の項目から「サーバー管理」→「ドメイン」と選択する。

ドメイン画面が表示されるので、右上のアイコン「+ドメイン」からドメインを登録しよう。

ボタンを押すと下記のようにフォームが表示されるので、登録したいドメイン名を記入しよう。

記入するドメイン名はwwwを除いたドメイン名なので注意
無料独自SSLは後からでも設定可能だが、設定が反映されるまで少し時間が掛かるので、とくに理由がなければここで「利用する」を選択しておこう。
記入したら「保存」で完了だ。

WordPressをサーバーにインストールしよう

ドメインの登録が完了したら、次はいよいよWordPressをインストールする時だ。

まずは下記の画像を参考に、左の「サイト管理」をクリックし、「サイト設定」を表示させよう。

設定画面では「アプリケーションインストール」と表示されるはずだ。右上の「+アプリケーション」を選ぼう。

そうすると下記のような画面が表示されるはずだ。

【アプリケーション】→ WordPress
【バージョン】→ 5.1.0
【Wordpressかんたん以降】→利用しない
【URL】→ こちらはどちらでも問題ない。自分のサイトにwwwをつけるかどうかが選択できる。個人的にはつけた方がウェブサイトらしいという理由で「wwwあり」に設定している。ここは好みで選んで問題ない。

さらに下の段にはサイトのドメインと空欄がある。

ここに入力したフォルダに、WordPressをインストールできる。

ここを空欄のままにもできるが、それはあまりオススメしない。

基本的にワードプレスをサーバーにインストールすると、サイトの名前のフォルダ(当サイトの場合は「wordpress-quest.com」)が作成される。

 

空欄にするとそのフォルダの直下にWordPressのファイルが格納される。

ただ、Wordpressはファイルが多いので、ドメインフォルダの直下はスッキリさせたいところ。

なので、WordPressは別フォルダで管理すると後々処理が楽になるというわけだ。

ちなみに、ここで作ったフォルダがサイトの初期アドレスとなる。

例えば、https://www.wordpress-quest.comfileに設定したとしよう。
この場合、WordPressがインストールされるのが、wpfileというフォルダ内なので、WordPressを表示させるURLもそのフォルダ名となる。

少しややこしいだろうか、簡単に言うと初期の段階では、https://www.wordpress-quest.comにアクセスしてもWordPressは表示されない。

ドメインのURLで表示させるにはWordpressの管理画面で設定を変える必要があるのだが、現時点では気にせずこのまま設定を済ませよう。

【サイト名】→ここはあとで変えられるのでサイトのメインタイトルを記入
【ユーザー名】→推測されにくいIDを推薦する
【パスワード】→推測されにくいパスワード
【データベース名】→WordPressで使うデータベースになるので管理しやすい文字列にしよう(1WordPress = 1データベースという認識でいよう)
【パスワード】→推測されにくいパスワード

以上を記入したら「保存」で設定は完了だ。

【ユーザーID】と【パスワード】はWordPressの管理画面にアクセスする際に必要になってくるので、忘れないように必ずメモしておこう。

インストールが無事に完了すると、下記の画面が表示可能となる。

※セキュリティ上、ボカしを入れている。

【管理画面URL】がWordPressの管理画面へアクセスするためのURLだ。

先ほど設定した【ユーザーID】と【パスワード】を使ってログイン可能だ。

 ドメインとサーバーを接続する(ネームサーバー書き換え)
 サーバー管理画面でドメインを登録
 WordPressをインストール
以上でWordPressのインストールが完了となる。流れさえ理解できれば、決して難しい作業ではないはずだ。
では、冒険者諸君、GOOD QUEST !!